技術の試験勉強2-生物(試験範囲じゃないよ!)-
光合成のしくみの研究
ブラックマンの研究(1905年)
光合成速度と、光の強さ、温度、二酸化炭素濃度との関係を調べた実験結果から、光合成は次のような2つの過程からなると考えた。
光 | 温度 | 二酸化炭素濃度 | |
明反応 | 必要とする | 影響を受けない | 影響を受けない |
暗反応 | 必要としない | 影響を受ける | 影響を受ける |
まとめ
・光を吸収するのは温度に影響されない。
・二酸化炭素を吸収するのは温度に影響される。
ベンソンの実験(1945年)
光合成では、光エネルギーを使ってある反応(明反応)が起こり、その後、その生産物を使って二酸化炭素の固定が行われることを示した。
実験では植物に光、二酸化炭素の与える条件を変え、糖ができるか調べている。(光合成をすると糖ができる。)
1 | 2 | 3 | 4 | |
光 | × | × | ○ | × | 二酸化炭素 | × | ○ | × | ○ |
糖 | × | × | × | ○ |
m:擬先生!2と4の違いは何ですか?
s:2は二酸化炭素だけが与えられているけど、4では3で与えられた光プラス、二酸化炭素が与えられているからね、違うんだよ。光合成は光エネルギーと二酸化炭素が必要だろ?
m:ああ、そっかあ…。
n:じゃあさ、3と4って何か違いがあるわけ?どっちも光と二酸化炭素があるじゃない。
s:順番が違うだろう。つまり、光の吸収が先に来ないと光合成はできない、ということなんだ。わかったかな?
m:はぁい。
n:そんなの楽勝よ!